epeの製造工場について
こんにちは。epe代表の三幣(サンペイ)です。
今回は、epeのバッグを製造している工場と、バッグの素材であるベジタブルタンニンレザーが作られている加工現場についてご紹介します。
目 次
1. epeの製造工場について
2.ベジタブルタンニンレザーの加工現場について
3.まとめ
1.epeの製造工場について
epeのバッグは、バングラデシュの工場で製造しています。職人さんが一つ一つ丁寧にバッグを縫製しています。
近年、バングラデシュでは、日本・イタリア・ドイツなどのレザー先進国の技術者を招いて品質や加工技術向上の取り組みを積極的に行っており、バングラデシュ製レザーは日進月歩の成長を続けています。
2. ベジタブルタンニンレザーの加工現場について
epeのバッグに使用されている革は「ベジタブルタンニンレザー」と言います。これは、化学薬品を使用せず自然由来の植物性タンニンを使うことで、有害物質が発生することのない、環境に配慮したレザーです。完成までに30以上の工程があるため、非常に時間がかかりますが、使い込むほど色味や艶が出てくる経年変化が楽しめます。今回は、その加工工程のうち、一部をご紹介します。
↑原皮をドラムの中に入れて洗います。革の種類によって洗う時間も変わってきます。同時に原皮に充分な水分を与えます。
↑原皮を洗った後、こちらの機械で濡れた皮の脂肪を取ります。また、別の機械で皮の毛も取り除きます。
↑革に色を付けるためのスプレー機です。このスプレーで顔料を吹き付けていきます。epeではブラック・ネイビー・キャメルの3カラーをベースに展開しています。
↑気温や湿度に注意しながら革を乾燥させます。
↑乾燥して固くなった革を機械で柔らかくします。
↑革の不要な部分をトリミングします。近年は革の廃棄を極小化するため、余った端材で小物を作るなどの取り組みも進められています。
3.まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。epeは多くの工程を経て革を作り、それを職人さんが一つ一つ丁寧にバッグに仕上げてくれています。epeに興味を持っていただけた方は、一度手に取っていただき、長く愛用していただけると嬉しいです。