本革バッグのメンテナンスについて

こんにちは。epe代表の三幣(サンペイ)です。 

20227月にリリースした本革バッグブランド「epeですが、多くのお客様にご好評をいただき、販売数は3か月で100個を超え、早くも追加生産が決定いたしました 

今回は、お客様からもご質問があった本革バッグのメンテナンス方法についてご説明します。epe以外の本革製品にも当てはまるものが多いですので、ぜひご参考にしてください 

 

 

1.本革バッグはなぜメンテナンスが重要なのか? 
2.メンテナンスの頻度について  
3.用意するもの 
4.手入れの仕方 
5.まとめ 

 

1.本革バッグはなぜメンテナンスが重要なのか? 

 本革バッグはなぜメンテナンスが重要なのか?

本革の魅力は、何と言っても長く使い続けることによって出てくる色味や艶にあります。特にepeで使用しているベジタブルタンニンレザーは、クロムレザーよりもエイジング(経年変化)が出てくることが大きな特徴です。 

本革のバッグは、使い続けていくとひび割れや破れが生じてしまうことがあります。これは、乾燥することで革表面の潤いがなくなるからであり、人間の肌と同じようにお手入れをして油分や潤いを保ってあげる必要があります。 

また、色味や艶をキレイに出すためにも定期的なメンテナンスが大切になります。 

 

2.メンテナンスの頻度について 

メンテナンスの頻度について

メンテナンスは、使用頻度や状態により異なりますが、23か月を目安に行うと良いでしょう。バッグの表面を手で触り、かさつきを感じたらメンテナンスの時期になります。 

 

3.用意するもの

用意するもの

・革用のブラシ 

・革用のクリーム・オイル今回はPROUDMEN.のレザークリームを使用 

https://shop.proudmen.jp/top/detail/asp/detail.asp?gcode=0300490

・布クロス2枚(クリーム用と乾拭き用)

 

4.手入れの仕方

(1) 汚れ・ほこりを落とす 

汚れ・ほこりを落とす

革用のブラシで優しくブラッシングをして、表面の汚れやほこりを落とします革用のブラシがない場合は、柔らかい布で乾拭きをしてください。

 

(2) クリームオイルを塗る

クリーム・オイルを塗る

布クロスに革用のクリームまたはオイルを少量取り、さっと全体になじませます。一箇所に多く塗るのではなく、薄く全体に広げるようにして塗りましょう。 

なお、初めてのメンテナンスの場合は、バッグの底など、目立たない場所で試し塗りすることをオススメします。これは、革の種類やクリームとの相性により色落ちする可能性があるためです。

 

(3) 乾かす

クリームを塗り終えたら、日陰で12時間程度バッグを乾燥させましょう。このとき、ドライヤーでは乾かさないでください。ひび割れの原因になります。 

※目安の時間であり、使用するクリームや状態によって異なります。 

 

(4) 乾拭きをする

乾拭きをする

最後に柔らかい布で全体を乾拭きして仕上げ、お手入れ完了です

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?本革製品は、定期的なメンテナンスをすることで、長く使えるだけでなく、色味や艶が徐々に増していき、どんどんと愛着が湧いていきます。最初は面倒に感じるかもしれませんが、お手入れも本革のバッグを持つ楽しみの1つになりますので、ぜひ試してみてください!